3Dプリントは、プラスチックなどの樹脂を何層にも積層していくことで、立体物を造形する技術です.
断面を少しずつ積層して形状を完成させるため金型が不要で、誰でも自由な形状を手軽に作れるのが3Dプリントの大きなメリットです.製造方法は様々ですが、紫外線によって硬化する樹脂を使って固めていく方法や、粉末状の樹脂を用いて断面を積層していく方法、樹脂を熱で溶かして断面形状を重ねていく方法などがあります。3Dプリントを行うためには、立体的な造形ができる専用の3Dプリンターが必要になります.素材はプラスチックなどの樹脂が多く使われますが、合金やコンクリート、ゴムなど使用できる材料は多岐に渡ります.
メリット
1、複雑な造形も可能
2、自分一人であらゆる部品や模型をつくれる
3、短期間での制作が可能
4、手先が不器用でも精密な造形をつくれる
5、様々な分野に応用可能
6、試作検討のコストを削減できる
7、低価格帯の機種もそろっている
デメリット
1、照射範囲を広げると解像度が落ちる
2、サポート材の除去に手間がかかる